こんにちは。
自己紹介はこちらから。
私は現在米国公認会計士(USCPA)の資格を持ち税務の仕事をしています。
USCPAの資格がなくても税務の仕事はできるのですが、資格を持っていると申告書に署名をしたり税務局との対応をする際など、行える業務内容が広がるので取得は一般的です。
今日はUSCPAに興味のある方に向けて、アメリカではどのような働き口があるのかをお話しします。
USCPA保持者の業務内容はかなり大まかに分けると税務か会計の業務に分かれます。
小さな会計事務所では税務と会計両方に携われる場合もありますが、大手だとたいていどちらかを選択することになります。
税務と会計ではやはり専門性が異なりその後のキャリア形成も異なってきますので、自分が何がやりたいのかをはっきりする必要があります。
何を専門にやっていくかを決めたら次は働く会社の種類を決めます。
それは税理士法人や監査法人と言われるプロフェッショナルファーム(アメリカではPublic Accounting Firmと言われます)で働くのか、事業会社(IndustryやPrivateと言われます)に勤めるのか。
事業会社を選ぶと、税務の場合はTax Departmentに、会計の場合はAccounting Department (経理)で働くのが一般的です。
会社の規模によってはTax Departmentはなく税務は税理士にお任せしている会社もありますが、たいていの会社にはAccounting Departmentはありますので選択肢は多いです。
どの会社も経理は必要ですからね。
以上、USCPAのキャリアを考える上で考慮すべきの大まかな要素をお話ししましたが、業界や会社の規模でも働き方や福利厚生はかなり変わってきますので考慮すべきことかなと思います。
それに関してはいずれ詳しく記事にしたいと思います。