アメリカ発☆自分らしい働き方 & 生き方のレシピ

~米国公認会計士のアメリカ&日本のデュアルライフ生活~

合わない仕事でも何とかなる【持ってないスキルは環境に入って身につければ良い】

こんにちは

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自分が心から楽しめる好きな仕事と

性格的に向いている仕事と言うのは

必ずしも一緒とは限りません

 

一緒であればとても幸せなことですが

違うことの方が多いのではないでしょうか

 

私の場合もそうで

もともと自然体の私には

税理士に必要と言われているスキルは

一切ありませんでした

 

税理士と言うと真面目で几帳面な

イメージを持たれることもありますが

 

私はどちらかと言えば大雑把な方で

電化製品や家具は説明書も読まずに

感覚で組み立て始めるような子供でした

 

しっかりしているようで

とてもおっちょこちょい

ぬけている所もたくさんあります

(それは実は今も変わっていません・・笑)

 

会計事務所・税理士事務所の仕事と言うのは

数字やお客様の個人情報を扱うため

言うまでもなく細やかな注意が必要とされます

 

はじめて勤務した会計事務所の上司も同僚も

几帳面で良い意味で神経質

細かい仕事が得意な人が多かったです

 

私は性質上全く違ったので

真面目に一生懸命仕事をしても

時折うっかりミスをしてしまう

 

頑張っているのに

ミスをしてしまう自分が許せなくて

悔しくて

どうしたら細かい仕事ができるようになるかと

ずっとコンプレックスに思っていました

 

 

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もちろん年数とともに

仕事に必要なスキルというのは

徐々に身についていきます

 

入社当時はまだまだ未熟だった私を

現在勤めている税理士法人

最初にトレーニングしてくれた元上司は

毎日午前2時まで働く

完璧主義でとても優秀な人でした

 

彼女は見事にぬけがない

 

彼女の手掛けた仕事は

何から何まで平均レベルを超えた完璧さ

 

彼女の上司がミスを見つけることなんて

なかったのでは

 

そんな私とは対照的な上司に

教育された私は

はじめの頃はぼろぼろにしごかれました

 

毎回ダメ出しがあり

一発でOKをもらったことはなかったと思います

 

それでも彼女を尊敬して

ついていきたいと思ったので

彼女に認めてもらうため

彼女の基準に近づけるよう

一歩ずつ努力していき

自分を変えていくしかありませんでした

 

スタンダードが高過ぎる人の元で働くのは

簡単なことではありません

 

白黒はっきりした性格で

感情を含まない人だったので

仕事の合間にトイレに駆け込み

涙した日もありました

 

コンプレックスだった性質を

矯正させられた2年弱

 

決して簡単ではなかったけれど

今の私の土台を作ったのは

絶対に彼女のおかげです

 

そんな厳しかった上司は

数年前に辞めてしまいましたが

今でもお友達として

お付き合いさせてもらっています

 

今では自分の中のスタンダードというものが確立され

うっかりミスをすることも

かなり少なくなりました

 

とは言え私も人間なので

たまーにしてしまう時もありますが^^;

 

合わないな、向いていないなと思う仕事でも

学びたい気持ちさえあれば

ある程度必要なスキルは伸ばすことが出来るので

はじめは大変かもしれませんが

それだけで諦めることもないのかなと思います

 

苦しいことも辛いことも必ずついてきますが

スキルは努力で身につくと

実体験を持って知りました

 

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