こんにちは。
大学を卒業した後、日本に帰るのか、アメリカに残るのか、もしくは別の国で就職をするのか、留学生なら必ず考えることになると思います。
大きな決断ですが、なるべく早い段階で卒業後の進路を考え、事前に準備、行動することをお薦めします。
私はアメリカに残り就職することを選びましたが、その理由は以下のものでした。
1. 卒業時の年齢が新卒の年齢を上回っていたので、年齢を理由に日本での就職が困難になる状況を避けたかったから。
2. アメリカで一度働いてみたかったから。
3. アメリカの方が頑張れば頑張るだけもっと稼げる気がしたから。
卒業後はOPTでビザのスポンサーをしてくれる会社を見つけH1Bビザを取得。
H1Bを取得した後に転職、そして2度目のH1Bの更新という流れになりました。
アメリカでの就労が10年を超えた今、私の決断理由の妥当性を振り返ってみたいと思います。
1. 卒業時の年齢が新卒の年齢を上回っていたので、年齢を理由に日本での就職が困難になる状況を避けたかったから。
これは実際に日本で就職をしたことがないので、本当だったかは分かりません。
でもアメリカで就職、転職をした際、どの会社でも年齢、もしくは性別が原因で差別を受けたことは今まで一度もありませんでした。
2. アメリカで一度働いてみたかったから。
大学時代には触れることのなかった世界を、働き出すと見ることができます。
Corporate Americaで順調に出世をしていくのは簡単ではありません。
アメリカ人と働いて、嫌な思いをしたことも、思い通りにいかず自分が情けなくなる事もたくさんありますが、社会人として大きく成長する機会になったことは間違いなく、アメリカで働いたことでもっと生でリアルなアメリカの文化に触れられた気がします。
3. アメリカの方が頑張ればもっと稼げる気がしたから。
これも実際に日本で働いたことがないのでなんとも言えませんが、頑張れば頑張るだけ(そのスピードはどうであれ)給与は上がっていきます。
しっかり仕事をして成果を残していけば、見てくれている上司は必ずいると思います。
あの頃アメリカで働く決断をしたことに後悔はありません。
しかしいずれ日本に帰りたいのなら、卒業のタイミングで帰るのが良いのかどうか、じっくり考える必要がありますよね。
でもどの道を選んでも、うまくいかなかったら別の道は必ずありますので、あまり気負わずに就活に臨んでみて下さい!